ほぼ下書き日記

詩や日記…日々の記録です。いつか下書きから本番へなるための軌跡。

明日世界が終わるとき

このままで終わるのは惜しすぎるだろう
偉人までとは言わないが、何か残して世界を去りたかった
だけど とうとうめんどうになっちゃってさ
来世で頑張りましょう、なんて笑って言ってみるけど
これだけのコマが揃うかい?

『明日あたしが消えたらどうなるんだろう
好きな本もお菓子も消えるのかな
紅茶を口に付けた瞬間、
好きな人と繋いだ手の温もり、
目に映ってた世界は、
全てなかったことになるのかな

経験してみようか
後に戻ることはできないよ
経験してみたら
全てが消えるのかなあ

なんてことを 考えながら
スマホを叩いて呟く、ルーティンワークは
もう飽きたはずなのに まだ止められない
これがわたしの一部です、と主張しながら
電車に揺られて行くの』

1日を大切に、
そう刻んで生きてきた日々を
壊すような行為だ
だけど止められない
破壊と創造はつきものだろう?
何が正解かなのかは
その時の自分しか分からない
誰にも分からないんだ
だから自分で正解を
見つけ出さなきゃ…

『誰も分かってくれない
分かるとは思わない
期待していない
そうやって周りと線を引いて
引きこもった部屋は
飽きてきたなぁ
そろそろ本当に
終わってもいい気がしてきて
目を瞑るけど
それだけじゃ何も終わらないし、変わりもしない
ただ新しく日が始まるだけだ
僕の気持ちは置いてけぼりで
待ってもくれない
のぼり続ける
昇り続ける』

だけど
このままで終わるのは惜しすぎるだろう。
偉人までとは言わないが、何か残して世界を去りたくて
めんどうで 投げやりになるけど
来世で頑張りましょう、なんて笑って言ってみるけど

次もこれだけのコマが揃うかい?