いつか全てを話せる時がきたら
ありのままの自分でいたいと心が叫んでる
それでも迷う
何度もなんども
後ろ向けば静かにこちらを見ている
ボクがいつからか隠し始めた真実たちは
動くこともなく
ただそこにある
いつか光をあてて欲しそうに
ただ朝を待っている君たち
いつしかこの部屋だけに閉じ込めた
ごめん、と目を伏せながら鍵を閉めた
あの日から時間が経った
ドアノブに手を伸ばせば
待っている
ドアを開ければ光が差すよ
この薄暗かった部屋に
風が吹いたら
埃が待って
キラキラと輝いた
あれだけ恐れていた魔物はいなくて、
ただ君たちはそこにいた
やっと目があったね
そう言うように
ただそこに存在していた